　長野県塩尻市文化会館・レザンホール前の桜も満開になった。信州の高冷地では4月初旬に桜の開花がピークを迎えるのは珍しい。折りしも本日5日は同市内の小中学校の入学式。路地の桜が新入生を歓迎するかのように咲くのは県内中信地方では滅多にないことではなかろうか。

　市街地をみると、新入生や新社会人が真新しい制服やスーツで歩く姿も見られ、誠に初々しい。そこには小学校1年生の保護者も付き添っており、子供と一緒に歩く父母らの表情も明るく微笑ましい。

　そんな光景に、満開の桜である。例年にも増して、今年の4月は気持ちのいい新年度のスタートになった気分だ。身近な桜を散歩がてらに愛でるのもよし、県内の桜の名所に繰り出すのもよし。この週末はどこも花見客で大賑わいになりそうですね。

四季